スランゴール州のコレラ菌 感染源は不明-2021/11/16
2021.11.16 政治・社会スランゴール州保健局は11月15日、州内で発見されたコレラ菌の感染源が不明であることを明らかにした。これまでに新たなコレラ患者は出ていないという。
同局のシャーリ・ガディマン局長によると、プタリン地区に住む56歳のマレーシア人女性が10月21日に重度の下痢を訴え、民間の医療機関で診察を受けた。便を検査したところ、ビブリオコレラ菌が発見された。この女性は治療を受け、すでに完治している。
女性は食品関係者だったらしく、同局は濃厚接触者全員を検査したが、ほかに感染している人はいなかった。
同局は今後も注視するとしている。水を飲む場合はろ過水や煮沸した水を飲み、生ものを口にしないよう呼びかけた。