Grabが3カ国で不具合 運営会社は謝罪-2021/11/17
2021.11.17 政治・社会配車サービスなどのアプリ「グラブ」が11月16日、マレーシア、シンガポール、フィリピンの3カ国で不具合のため使えなくなった。シンガポールに本拠をもつ運営会社はこれを認め、同日に謝罪した。16日夜までには完全復旧したもよう。
不具合は同日午前9時ぐらいから発生。利用者だけでなく、ドライバーも接続できなくなり、予約が取れなくなった。午前9時前にフードデリバリーのオーダーを受けたレストランの店員は客先の住所がわからなく、一時的に接続ができたときにかろうじて住所を控え、ナビを使って配送したという。
利用者の多くの画面には接続できない表示が出され、カスタマーサービスセンターにもつながらない状態だった。
これに対して、グラブ・ドライバー・マレーシア協会のアリフ会長は「ピーク時に使えなかったことで、会社側はドライバーに補償すべきだ」と主張している。