UMNO総裁ら 州議会選挙運動時にSOP違反-2021/11/22
2021.11.22 政治・社会11月20日に投開票のあったマラッカ州議会の選挙期間中に与党・統一マレー人国民組織(UMNO)のザヒド総裁らが新型コロナウイルス感染防止の標準運用手順(SOP)に違反したとして罰金1万リンギが下された。保健省が21日に違反切符を同総裁らに送った。
違反したのはこのほか国民戦線(BN)のマラッカ支部長のアブ・ラウフ氏。
2人は選挙期間中にマスクを着用していないうえ、戸別訪問して集会を開いたとされる。
政府は選挙運動によって感染が拡大することを憂慮。このため、集会を禁じるなどのSOPを発表していた。
これまで10月25日から11月15日までの間に選挙関連のSOP違反で違反切符が切られたのは個人・政党を含めて16件。合計19万8000リンギの罰金額になったという。