入国制限の8カ国の渡航者 ランカウイ島観光を禁止-2021/12/02
2021.12.02 政治・社会カイリ・ジャマルディン保健相は12月1日、入国制限を課した8カ国の渡航者がクダ州ランカウィ島への「トラベル・バブル・プログラム」への参加を禁じると発表した。これら8カ国に過去2週間に旅行した人も含めるとも説明した。
同日からの入国制限の対象国は南アフリカ、ボツワナ、エスワティニ、レソト、モザンビーク、ナミビア、ジンバブエ、マラウィ。
同島では11月15日から海外観光客の受け入れを始めた。これまで旅行者による感染者は出ておらず、成功しているもようだ。ただ、感染力が強いとされるオミクロン株については同相も憂慮を示しており、唯一海外観光客が入れる同島でオミクロン株が見つかった場合、国内に拡大する可能性も大きい。
一方、11月29日からシンガポールと始まった「ワクチン・トラベル・レーン(VTL)」に関し、同相は「空路での到着者はマレーシア入国後の3日目と7日目に自己検査キットで検査することを求める」とも述べた。