未成年結婚で退学 2020年は445人-2021/12/03
2021.12.03 政治・社会イドリス・アフマド首相府相(宗教担当)は12月2日、2020年に結婚して学校を退学した未成年者が445人だったことを明らかにした。
このうち411人が女子で、34人が男子だった。
最も多かったのはサラワク州の183人。次がサバ州86人、クランタン州43人、パハン州38人などと続いた。
イスラム教徒の未成年の婚姻届はシャリーア裁判所で審議され、法的に問題ないと同相は強調。また、ボルネオ島の少数民族やマレー半島のオラン・アスリの場合は慣習法に基づいている限り、1976年法制改革(結婚・離婚)法は適用されずに未成年でも結婚できるという。