政府 8日から渡航者の新たな防疫措置 毎日の検査も-2021/12/08
2021.12.08 コロナカイリ・ジャマルディン保健相は12月7日、新変異種オミクロン株に対する新たな防疫措置を発表した。8日から適用される。
短期出張者は6日目までは毎日検査を受ける必要があることや感染が報告されているなども指定国(13カ国)の渡航者はデジタル追跡装置の着用が求められている点が新たに設けられた。
まず、8日から適用される措置には、6つのカテゴリーに分けた。
カテゴリー1:ワクチン・トラベル・レーン(空路)
カテゴリー2:ワクチン・トラベル・レーン(陸路)
カテゴリー3:ランカウイ島への海外観光客(入国制限のあるアフリカ南部8カ国からは禁止)
カテゴリー4:ワン・ストップセンター(OSC)を利用する短期出張者
カテゴリー5:暫定的な入国制限が取られている国からの渡航者
カテゴリー6:オミクロン株の感染が報告されている国
○カテゴリー1から4までに該当する渡航者は下記が適用される。
-ワクチン接種を完了していること
-入国48時間前にPCR検査を行うこと。従来の72時間前から短縮される。
-入国時にも検査を行うこと
-入国後2日目、4日目、6日目に自己検査キットで検査し報告すること
-入国後3日目と5日前にRTK抗原検査を実施すること
-検査結果は新型コロナ関連アプリ「MySejahtera」に更新すること。
カテゴリー4のOSCを通しての短期出張の渡航者は隔離は必要はない。ただ、滞在は14日を超えてはならず、先に政府が承認した日程通りに動くことが求められている。
○カテゴリー5と6に該当する渡航者は下記が求められる。
A)入国制限措置が取られている国(南アフリカなど8カ国)からの渡航者(マレーシア人も含む)
-入国48時間前にPCR検査を実施する
-隔離期間中にデジタル追跡装置を着用すること
-ワクチン接種の有無に関わらず14日間の指定隔離施設に滞在すること
B)オミクロン株の感染が報告されている国(英国、米国、豪州、フランス、ノルウェー)からの渡航者(マレーシア人も含む)
-入国48時間前にPCR検査を実施する
-隔離期間中にデジタル追跡装置を着用すること
-隔離期間についてはワクチン接種の状況による(7~10日)