ワクチン未接種者の死亡数 完了者の20倍-2021/12/10
2021.12.10 コロナ保健省のノール・ヒシャム衛生総監は12月9日、新型コロナウイルス向けのワクチン未接種の死亡者数が接種完了者より20倍高いことを明らかにした。
同衛生総監のデータによると、ワクチン未接種者または1回のみの接種者の死亡者数は人口100万人中3200人。一方で、ワクチン接種完了者は同160人まで下がり、さらにブースター接種者はわずか同4人にまで減少する。
政府発表の統計では、今年9月1日に1日あたりの死亡者数が268人に達して以降、大幅に減少している。同衛生総監は「ワクチン接種率が高くなるに伴い、死亡者数は減少している」との見方を示した。