洪水避難所で181人が陽性 今後増加の見通し-2021/12/21
2021.12.21 政治・社会カイリ・ジャマルディン保健相は12月20日、首都圏などを襲った洪水による被災民の間で181人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。今後、避難施設でも感染者が増加する可能性があるとして警告を発した。
181人の新規感染者のうち、117人がスランゴール州、パハン州が52人、クランタン州が6人、クアラルンプールが4人、ヌグリ・スンビラン州とマラッカ州で各1人。ほとんどが無症状または軽症の患者だという。全員が隔離施設に送られた。
感染者の多くは避難施設で感染した疑いが強く、ここでマスクの着用をしていなかったとみられる。
濃厚接触者は206人に達した。
アブドゥラ国王は20日、クラスター感染防止のため、全避難施設で検査を行うよう保健省に指示した。