KLIAのアエロトレイン 来年から全面改築に-2021/12/28
2021.12.28 政治・社会クアラルンプール国際空港(KLIA)内のターミナル間を往来するアエロトレインを来年から全面改築に入る。空港運営のマレーシア・エアポーツ・ホールディングスのマネージメント・ディレクター、イスカンダル・ミザル氏が12月27日に述べた。
アエロトレインはメインターミナルとサテライトターミナルの間の1.2キロほどをつなぐ2両編成の電車。KLIAが開港した1998年から使用されている。
同氏は「アエロトレインの寿命は尽きつつある」と述べ、全面的な改築が必要と説明した。「システムも技術もすでに老朽化しており、これ以上維持することは不可能になった」とも語った。
アエロトレインの全面改築は2022年3月から開始し、完成するまで3年を要する。設計や工事などは鉄道システムなどを手掛けるペステック・テクノロジー社が請け負う。工費は7億4295万リンギ。