オミクロン株51件増加 サラワク州では市中感染-2022/01/07
2022.01.07 コロナカイリ・ジャマルディン保健相は1月6日、新変異種オミクロン株の感染者が新たに51件発見されたと発表した。このうち7件はサラワク州での市中感染だとわかった。
51件中44件は輸入症例。最も多いのがサウジアラビアからの巡礼者で29件。次にアラブ首長国連邦(UAE)とカザフスタンのそれぞれ5件などとなった。
これに伴い、国内のオミクロン株感染者総数は245件。233件が輸入症例で、このうち157件が巡礼者だという。
同相は同州での市中感染について詳しく説明。7件のうち4件は家族。父親と子ども2人はクダ州とペナン州に12月に旅行をしてサラワク州に帰宅。その後の検査で同株が検出された。また、この子どものおばさんも感染した。母親は感染の疑いが濃いがまだ結果が出ていないという。家族は海外には行っていない。
残り3人のうち2人も家族で、症状が出たために検査をうけたところ、感染が確認された。もう1人は別の州に帰ろうとしたときに検査を受けたところ感染がわかり、その後に同株にかかったことが判明した。