2021年の麻薬関連容疑の公務員804人に-2022/01/10
2022.01.10 政治・社会マレーシア国家警察のラザルディン・フサイン副長官はこのほど、2021年に麻薬関連容疑で逮捕された国家公務員数が804人に達したと発表した。
内訳は最も多いのが現職警察官の346人。次に一般公務員340人で、国軍将校や兵士104人、消防救助隊員14人だった。
ただ、警察官の逮捕人数は2016年以降の減少傾向だと指摘した。2016年には427人で、2017年に451人に増加。2018年に再び減少して399人となったが、2019年にはさらに増えた566人を記録。2020年は408人に減り、2021年を含めると2年連続の減少となった。
公務員に対しては国家警察などが抜き打ちの尿検査を実施していく。今年は昨年よりさらなる減少を目指す。