サバ州プナンパン郡でアフリカ豚熱の流行宣言-2022/01/21
2022.01.21 政治・社会サバ州政府は1月20日、コタキナバル南部のプナンパン郡の5村でアフリカ豚熱(ASF)の感染が広がっているとして流行宣言を発令した。すでに豚229匹が感染したという。ジェフリー・キティガン州副首相が述べた。
同郡では昨年12月14日にウィルスが検出され、その後に急拡大した格好だ。
同郡には2つの養豚場があり、計2900匹の豚が飼育されている。流行宣言が発令されたことで、同郡の外に豚製品は移動できなくなった。
同州では昨年からASFが流行し、これまでサンダカンやタワウ、キナタナガンなど10郡で終息が宣言された。ただ、春節を前に州民は不安を抱えている。州副首相は豚肉の供給には支障がないとも語った。