赤新月社、国際赤十字からの援助金を洪水被害者へ配布へ-2022/01/24
2022.01.24 政治・社会マレーシア赤新月社(MRCS、赤十字社に当たるもの)は、年末の洪水で被災した2,000世帯以上に対し、総額120万リンギ超の現金バウチャーを配布する方針を固めた。1月23日にスランゴール州シャーアラムで開催された洪水被害者支援の催しの際、記者団に明らかにした。
MRCSによると、資金は国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)から受けたもので、向こう3カ月以内に配布したいとの意向を述べている。また、個人からの寄付も受けており、それらは被害があった他の州にも配布の予定。
今後、MRCSでは、「洪水被害者特定のために、一軒一軒を回って被害に関する情報を収集。さらに、特別なニーズを必要とする障害者らを確認したい」との意向を明らかにしている。
今回のイベントに合わせ、多くの法人や個人から、タオル、毛布、枕、炊飯器、ストーブ、電気ポットなどの品物が寄付されたという。