関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]

パハン州キャメロン・ハイランドで20日、移民局が大規模な摘発作戦「オペレーション・ゲンプル」を展開し、468人の外国人を逮捕した。捜査は午前11時から午後2時にかけて行われ、商業地区、建設現場、野菜農場など4つの地域が対象になった。
このオペレーションには547人の移民局職員が参加し、合計1,886人が身分確認のため検査を受けた。その結果、パスポートの有効期限切れや渡航書類不所持、不正な就労ビザの使用が疑われるケースが多く摘発された。
逮捕された外国人は、ミャンマー(175人)、バングラデシュ(174人)、インドネシア(67人)、ネパール(20人)、パキスタン(16人)、インド(11人)などさまざまな国籍が含まれており、年齢は20~54歳。性別構成は男性388人、女性76人、子ども4人だった。
移民局トップのザカリア・シャーバン氏は、今回の摘発は地元住民からの苦情を受けたもので、「キャメロン・ハイランドは外国人労働者が集中しやすい地域になっている」と説明した。傾斜のある地形や都市部からの距離、そして地元企業の外国人雇用傾向が背景にあるという。
逮捕された外国人は、ケランタン、ペラ、セランゴール州などの移民拘置所に送られる見通し。移民局は違法滞在や不正パスの背景についてさらに調査を進める方針だ。