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ヘイズが悪化の兆し 来月半ばまで続く見通し 

2019.08.15 政治・社会

ヘイズ(煙害)が再び悪化しており、東南アジア諸国連合特別気象センター(ASMC)によると、8月2日に31カ所あったホットスポット(山林火災の火元)が4日には39カ所に増加した。

1カ所はサバ州ケニンガウだったが、残り38カ所のうち1カ所がインドネシア・スラウェシで、36カ所がインドネシア領カリマンタンだった。マレーシアで観測されているヘイズの多くがインドネシアのホットスポットから吹いてきているという。

8月1日午前11時にはパハン州ロンピンで大気汚染指数(API)が101を越え、「不健康」レベルに達した。ロンピンは2日朝には「中程度」レベルに戻ったが、クアラトレンガヌが同日午前4時から同日午後7時まで「不健康」となった。またクアンタンで3日の午前中で一時「不健康」となった。5日午後4時時点では「不健康」はゼロ、「良好」は1カ所のみで残りはすべて「中程度」となっている。

APIは、0~50が「良好」、51~100は「中程度」、101~200は「不健康」、201~300は「極めて不健康」、300以上の数値は「危険」レベルとなっており、全国68カ所で1時間毎に観測されている。

気象局は暑く乾燥した南西モンスーンが続く中、インドネシアのホットスポットが無くなるまでヘイズが発生する恐れが続くと指摘。モンスーンが弱まる9月半ばには解消するだろうとしている。【アジアインフォネット8月6日付】

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