ホームマレーシアニュース「ヘイズは9月中旬まで続く」 モンスーンとインドネシアの野焼きが元凶か
「ヘイズは9月中旬まで続く」 モンスーンとインドネシアの野焼きが元凶か

「ヘイズは9月中旬まで続く」 モンスーンとインドネシアの野焼きが元凶か

2019.08.22 政治・社会
マレーシア気象局は8月8日、マレー半島やボルネオ島で発生しているヘイズ(煙害)が9月中旬まで続くと予測した。これまでマレー半島ではヘイズは確認されていなかったが、1日にマレー半島西海岸とサラワク州で大気汚染指数(API)の悪化が観測された。
インドネシアの6州で野焼きを行ったためとみられている。
気象局のムハンマド・ヘルミ副局長は、「南西からのモンスーンが吹き、スマトラ島やカリマンタン島(インドネシア)の野焼きが続く限り、ヘイズは発生する」と説明した。
サラワク州ミリでは11日午後12時、APIが危険と区分されている301以上を超えた388にまで達した。ミリ郊外のクアラ・バラム地区で600ヘクタール以上の泥炭地の野焼きをしているため。州の消防救助局によると、今月に入って250カ所以上で発火地点が確認されている。日に日に発火地点は増えているようだ。
また、セランゴール州のAPIは11日午後2時現在で、指数は126。「健康に悪い」とされる区分に入る。
ヘイズが発生しているときは、極力外出を控えるかマスクを着用することが求められる。
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