エアアジアX、成田便を復航 11月20日が初便に

成田国際空港の発表によると、マレーシアの格安航空会社（ＬＣＣ）で中距離路線の運航を手掛けるエアアジアＸが成田ークアラルンプール線に再就航することがわかった。初便は11月20日で当面は週４回の運航となる。

エアアジアＸは２０１４年11月、東京（成田）～クアラルンプール線を開設したが、翌年８月に運休していた。一方、マレーシア航空委員会（ＭＡＶＣＯＭ）は今年３月になって、東京（成田）～クアラルンプール線についての航空交通権を与える決定を発表しており、具体的な就航日の決定が待たれていた。すでにチケットは８月20日から開始されており、就航記念の格安運賃も導入されている。格安運賃での搭乗は２０２０年３月28日までの限定となっている。

成田空港によると、同空港を発着するクアラルンプール行きは全部で４社となるが、ＬＣＣによる就航はエアアジアＸが唯一となるという。今回の就航決定について「顧客に対しより一層利便性の高いネットワークが提供できるよう、引き続きネットワークの拡充に取り組む」と述べている。