ホームマレーシアニュース「MM2Hは逃亡者向け制度にあらず」 当局、香港からの申請急増も否定

「MM2Hは逃亡者向け制度にあらず」 当局、香港からの申請急増も否定

2019.09.11 政治・社会

香港では、中国本土への犯罪容疑者引き渡しをできるようにする「逃亡犯条例改正案」の撤回などを求める市民によるデモ活動が激化している。先には警官による発砲も伝えられるなど、終結への道は険しいようだ。

そんな中、マレーシア政府が外国人の長期滞在を奨励のために打ち出している政策「マレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)」を使って香港からの移住を狙う人々が急増しているとの報道が広がっている。これについて、観光芸術文化省のイシャム・イシャク事務次官は「デモ活動開始後の香港からの申請急増、という報告は聞いていない」と述べる一方、「MM2Hは逃亡者受け入れのための制度ではない」という立場を改めて明らかにした。

一方、香港人によるマレーシア国内の不動産購入の動きが活発になってきているという。先の報道によると、不動産仲介業者の話しとして、ジョホールバル近郊にある「フォレスト・シティー」では、香港人による物件購入が過去2カ月間で200軒に及んだとも伝えられている。

Tweet Share
KLモノレールがクレーンと接触 未明の事故、けが人はなし
KLモノレールがクレーンと接触 未明の事故、けが人はなし
サムライ債、2回目の起債か さらに低利率に=首相が言明
サムライ債、2回目の起債か さらに低利率に=首相が言明

Mtown公式SNSをフォロー

関連メディア