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先ごろ続行が決定したジョホールバル(JB)とシンガポールを結ぶ高速鉄道輸送システム(RTS)計画について、マレーシア側がシンガポール側にさらに6カ月の合意延期を要請していたことがわかった。延期は今年5月、9月29日に次いでこれで3度目。
シンガポールのカウ・ブーンワン運輸相が明らかにしたもので、マレーシアが二度目の延期後の期限である10月29日に「4月30日までの延期」をシンガポール側に要請し、シンガポール側はこれを受け入れたという。アンソニー・ローク運輸相もこれを認め、「プロジェクト内容が修正されればそれに関する調査は必要になる」と釈明した。
9月29日に1カ月延期すると発表された際、更なる延期があると報じられたが、マハティール・モハマド首相が三度目の延期が決まった直後の10月31日に「再延期はない」と宣言。36%のコスト節減で続行すると言明した。ローク運輸相も三度目の延期があるとの報道は誤報だとしてメディアを批判していた。
野党側は、ローク運輸相が虚偽の発表を行なった上に不当にメディアを批判したとして謝罪を要求する構えを見せている。【アジアインフォネット11月7日付】