ホームマレーシアニュース下院議会の召集日は5月18日に 首相への不信任決議案提出で大荒れも

下院議会の召集日は5月18日に 首相への不信任決議案提出で大荒れも

2020.03.19 政治・社会

下院議員のモハマド・アリフ議長は3月4日、国会の召集を5月18日とすることを発表した。希望同盟(PH)は3月9日の召集を求めていたが、議長によると「ムヒディン新首相が書簡で5月の召集日を要請してきた」としている。

次期国会の開催期間は68日で、3回の会期に分けられる。

第1会期は5月18日から6月23日の15日間。この期間は断食明け大祭(ハリラヤ)やサラワク州の収穫祭、国王の誕生日があり、休会が多い。

第2会期は7月17日から8月27日まででこの期間に5カ年計画の「第12次マレーシア計画」が8月6日に発表される見通し。この時期にはイスラム新年などの祝日もある。

第3会期は9月28日から11月26日となる。

今回の新首相はマレーシア国王による個別面談の結果で「多数を得た」として首相に指名された。このため、PHの構成政党である人民行動党(DAP)や人民正義党(PKR)などは首相への不信任決議案を出してくる可能性が高く、特に第1会期は大荒れになりそうだ。

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