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サラワク州獣医サービス局は8月25日、今月20日から24日までの間に10人の狂犬病患者が確認されたことを明らかにした。英字新聞ザ・サン・デイリーが伝えた。
最も多かったのはクチン市の4人、同市南部のパダワン地区で2人、サマラハン郡やスリアン郡、ルンドゥ郡、ビントゥル郡でもそれぞれ1人ずつ発見された。
8月上旬までで同州での狂犬病患者数は15人。うち13人が死亡しており、同州政府は、飼い犬や飼い猫の狂犬病の予防接種を各地で実施、強化している。
同州では2017年に狂犬病の流行宣言が出されて以降、2、3年で収まるとみられていたが、依然として収束がままならない状況にある。同年から8月上旬までの感染者は70人で、うち63人が死亡している。