インド空軍、LIMA'25への参加を見送り

インド空軍のアクロバットチーム「スーリヤ・キラン」は、2025年に開催されるランカウイ国際海事・航空展示会（LIMA'25）への参加を見送ることが決まり、マレーシアのモハメド・カーレド・ノルディン国防相が5月19日の会見で明らかにした。

国防相によると、インド側は当初参加を予定していたが、国内の事情により辞退したという。
 

一方、展示会ではロシアの「ロシアン・ナイツ」、インドネシアの「ジュピター」など海外のアクロバットチームが飛行展示を行う。
マレーシア空軍の単独飛行や、民間航空団体による演技も予定されている。

第17回目の開催となるLIMA'25では、地上展示を含む57機の航空機が登場し、うち17機が海外からの参加。インド、ブラジル、フランス、イタリアからは商業機も展示される。

海上展示では、31隻の艦艇が参加し、前回の19隻から大幅に増加。
マレーシアの他、シンガポール、インドネシア、アメリカなどが艦艇を派遣する。
海上デモンストレーションには39の海上装備が使われる予定。