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マレーシアのザヒド・ハミド副首相は、麻薬乱用が国内で深刻な問題となっており、国の安全、経済、社会構造に大きな脅威を与えていると警告した。
2024年のデータによると、国内で麻薬を使用している人は192,857人に上り、その61%が15~39歳の若年層。
さらに、使用者の96%は男性で、主に仲間の影響や好奇心が原因だという。
最も麻薬乱用が深刻な地域はケランタン州で、人口10万人あたり1,130人の使用者がいると報告されている。
政府は麻薬乱用対策として、2025年から2027年までの「アンチドラッグコミュニケーション計画」を承認。
この計画は、啓発活動や正確な情報の提供を強化し、全国的な麻薬反対運動を展開することを目指している。
また、麻薬治療とリハビリを強化するため、麻薬評価センター(DAC)では、拘留者の迅速なスクリーニングと介入を進めている。
副首相は、マッシュルームフレーバーのベイプ製品に含まれる危険な成分についても警告し、即時の取締りが必要だと訴えた。
最後に、麻薬対策には市民の積極的な参加が必要であり、政府は引き続き麻薬との戦いを強化していくと強調した。