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マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は8月18日、人工知能(AI)の開発において「健全なガバナンスと適切な監視が不可欠である」との考えを示した。
サイバージャヤで開催されたデジタル関連の会合において首相は、AIが経済成長や効率化に寄与する一方で、倫理的課題や社会的リスクを伴うことを強調した。
政府はAI技術の発展を支援する方針を掲げつつも、データ保護や透明性、説明責任の確保を同時に求めていく構えである。
特に教育、医療、行政サービスといった公共分野でのAI活用を進める際には、国民の信頼を損なわない仕組みが不可欠であると訴えた。
マレーシアはASEANにおけるデジタルハブを目指しており、健全な規制環境を整備することが国際競争力の向上につながると期待されている。
首相は、革新と規律を両立させることこそが持続可能な成長の鍵であると結論づけた。