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イプソスが発表した「AIモニター2025」によると、マレーシアではAIへの期待が高まる一方、雇用への不安も強まっている。
調査では、AIが今後3~5年で自分の仕事を向上させると考える人は54%と、2024年の39%から大きく上昇。
東南アジア地域でも高水準となっている。
一方で、63%が「AIに仕事を奪われる可能性がある」と懸念しており、タイ・インドネシアに次ぐ不安の高さを示した。
また、「AIに不安を感じる」との回答も55%にのぼり、前年比で5ポイント増加した。
それでも73%は、政府がAIを適切に規制すると信頼しており、先進国よりも高い政府信頼度が示された。
イプソスのガネサン氏は、「マレーシアはAIの導入と雇用保護のバランスを取る好機にある」と述べた。
また、75%が「AIはすでに生活に影響を与えている」と回答。
今回の調査は2025年3月~4月にかけて、マレーシア国内の成人500人を対象に実施された。
専門家は、AI推進と国民の不安解消を両立させる政策が、デジタル経済成長の鍵になると見ている。