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マレーシアのアンソニー・ローク運輸相は29日、アンワル・イブラヒム首相に辞表を提出したことを明らかにした。ナジブ・ラザク元首相が残りの刑期を自宅軟禁で過ごす措置が実際に開始された場合、閣僚を辞任する意向を示している。
ローク氏は連立政権を構成する民主行動党(DAP)の書記長を務める。DAPは、ナジブ氏が自宅軟禁で刑期を終えることについて反対の立場を示しており、ローク氏は党の方針に従い、辞任の意思を首相に伝えたとしている。
一方、アンワル首相はローク氏に対し、当面は運輸相として職務を続けるよう求めた。首相は今回の辞表についてローク氏とさらに協議するとしており、現時点では辞任は発効していない。
ナジブ氏をめぐっては、SRCインターナショナル事件で服役している残りの刑期を自宅で過ごすことを認める措置が決まり、実施に向けた手続きが進められている。
ローク氏は2018~2020年に運輸相を務め、2022年のアンワル政権発足後に同職へ復帰した。鉄道や航空、公共交通などを所管しており、今後ナジブ氏の自宅軟禁開始に伴って実際に辞任するかが注目される。