KLCCでのASEANサミット、2万人以上の参加を見込む

2025年5月5日、マレーシアのシャムスル・アズリ政府事務総長は、クアラルンプールのKLCC（ツインタワー）で開催されるASEANサミットに、約2万人の参加者が見込まれていると発表した。
 

シャムスル事務総長は、同サミットがASEAN加盟国の首脳や高官、企業関係者、メディア関係者など、国内外から多くの関係者を迎える重要な国際イベントであることを強調した。
また、マレーシアのASEAN議長国としての役割を果たすため、政府機関や関係者が一丸となって準備を進めていることを明らかにした。

さらに、シャムスル事務総長は、マレーシアがASEAN議長国としての責任を果たすため、持続可能な開発や経済成長、地域の安定に向けた取り組みを強化していると述べた。
特に、環境に配慮した移動手段として、公式会議での電気自動車（EV）の導入が進められていることを紹介した。

マレーシアは、2025年1月1日からASEAN議長国を務めており、年間を通じて300回以上の主要会議やプログラムが国内各地で予定されている。
これらの会議は、地域の協力強化や経済発展、文化交流など、多岐にわたるテーマを扱う予定である。

シャムスル事務総長は、メディア関係者に対しても、建設的な報道を通じてマレーシアのASEAN議長国としての取り組みを広く伝えるよう呼びかけた。

ASEANサミットは、地域のリーダーシップを発揮する重要な機会であり、マレーシアの国際的な地位や影響力を高めるための重要なステップとなる。
政府は、国内外の関係者と連携し、成功裏にサミットを開催するための準備を進めている。