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マレーシアの格安航空会社エアアジアの親会社キャピタルAの最高経営責任者、トニー・フェルナンデス氏は30日、中東情勢の緊迫化による燃料価格の上昇が航空業界に影響を与えているものの、エアアジアはフライトの欠航を行わない方針を明らかにした。需要が依然として堅調なためだという。
フェルナンデス氏は記者会見で「需要は良好であり、フライトを取りやめることはない。できる限り運賃を低く抑える努力をしている」と述べた。
一方で、中東地域の紛争の影響で原油価格が上昇し、航空燃料費が高騰していることから、航空券の価格は一定程度上昇する可能性があると指摘。ただし、同社は競合他社よりも値上げ幅を抑える方針を示した。
また、エミレーツ航空やエティハド航空、カタール航空など湾岸地域の航空会社の運航座席数が約15~20%減少していることが、エアアジアにとっては需要を支える要因となっているという。
フェルナンデス氏はさらに、今回の状況を「ASEAN地域が新たな航空ハブとして存在感を高める好機」と指摘。燃料会社や空港運営者など、航空業界全体でコスト負担を分担する必要があると訴えた。
同氏は、新型コロナウイルス禍というより大きな危機を乗り越えてきた経験を踏まえ、現在の状況についても「革新と戦略によって十分に対応できる」との見方を示している。