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マレーシアの長距離格安航空会社エアアジアX(AirAsia X Bhd)は、11月からトルコ・イスタンブールへの直行便を就航し、欧州路線への再挑戦を始める。
運航はクアラルンプール発、イスタンブールのサビハ・ギョクチェン空港行きで、週4便を予定している。
今回の動きは、マレーシアのアンワル・イブラヒム首相が先月フランスを公式訪問した際に、最大70機の長距離型エアバス機購入に暫定合意したことを受けたもの。
エアアジア親会社キャピタルAのトニー・フェルナンデス最高経営責任者は、この新機材を活用して欧州路線を拡大し、将来的には北米市場にも参入する計画を描いている。
エアアジアXは過去に2009年から2012年にかけてロンドンやパリへの路線を運航していたが、需要減少や炭素排出税の影響で撤退していた。
今回のイスタンブール就航は、約10年ぶりの欧州本格進出となる。
同社は近年、路線網拡大を進めており、昨年にはカザフスタン・アルマトイへの中央アジア路線を開設した。
一方で、今年初のアフリカ路線として開設したケニア・ナイロビ便は需要低迷により9月1日から運休する予定で、路線開拓の成否は分かれている。