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マレーシアのアンワル首相は6月24日、イランのペゼシュキアン大統領との電話会談を行い、イランが自国およびパレスチナ領土への攻撃が停止されれば、イスラエルへの軍事行動を停止する意思があると述べた。
ペゼシュキアン大統領は、戦闘の激化する中での平和実現に向けたイランの条件を説明し、アンワル首相に対し、イランの立場を他のイスラム諸国に伝えるよう要請した。
また、偏った報道に惑わされることなく、イランによる報復行動の背景にある現実を理解するよう求めた。
アンワル首相によれば、ペゼシュキアン大統領は、イランとパレスチナの主権が尊重されるならば、平和への前向きな対応が可能であると述べた。
アンワル首相はまた、ガザ地区およびイランに対するイスラエルの攻撃を強く非難。
これらの攻撃によって民間人や軍司令官、科学者が命を落としており、人道的な基準や国際法を大きく逸脱していると指摘した。
さらに同首相は、マレーシアとしてイランの自衛権を認める立場を示し、イスラエルの軍事行動を支持しながらイランの自衛権を否定するのは「偽善的」であると述べた。
イスラエルは6月13日にイランの主要な軍事・核関連施設に奇襲攻撃を行い、それに対しイランが報復。
さらに6月22日には、アメリカがイランのフォルドウ、ナタンツ、イスファハーンの核施設を空爆し、緊張が一層高まっている。