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マレーシアのアンワル・イブラヒム首相が、2025年アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため、韓国・慶州に到着した。会議は10月31日から11月1日まで開催される。
首相を乗せた政府専用機は、30日午後7時41分(現地時間)に釜山の金海国際空港・空軍基地に到着。出迎えには、APEC 2025準備委員会のキモ・リム氏、慶尚北道副知事ホジュン・ソン氏、韓国空軍第5輸送航空団のカン・グンシン准将らが立ち会った。
また、マレーシアからはモハマド・ハサン外相や駐韓大使のモハド・ザムルニ・ハリド氏も同行し、現地で首相を迎えた。
アンワル首相は31日、APEC経済首脳・ゲスト対話セッションでマレーシア代表として演説を行い、包摂性の重要性を軸に、サプライチェーンの強化、デジタル経済の発展、持続可能な地域協力の推進を訴える見通し。
また、首相は米半導体大手エヌビディア(NVIDIA)やマレーシア企業YTLパワーの代表らとの会談を予定しており、続いてAPEC-米国ビジネス連合との意見交換も行う。
さらに、韓国の化学肥料メーカーナムヘ・ケミカル社(Namhae Chemical Corp)およびゲノム解析研究企業JSリンク(JS Link)とも個別に協議し、科学技術やバイオ分野での協力関係強化を目指す。
アンワル首相は同日夜、APEC経済首脳晩餐会に出席し、その後記者会見を開いて訪問を締めくくる予定だ。