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8月13日、マレーシアの元経済相で野党活動家のラフィジ・ラームリ氏の12歳の息子が、クアラルンプール市内のショッピングモール駐車場で襲撃される事件が発生した。
ラフィジ氏によると、黒い服とマスクで顔を覆った2人組の男が突然近づき、息子の腕に注射器を刺した直後、現場から逃走したという。
少年は病院に搬送され、感染症や毒物の有無を確認するための検査を受けているが、命に別状はないとされる。
ラフィジ氏はこの襲撃を「政治的圧力や警告の一環」と断じ、事件の背景に政治的動機がある可能性を示唆した。
警察は監視カメラ映像の解析を進めるとともに、使用された注射器の内容物を鑑定中である。
国内では著名政治家の家族を狙った凶行として衝撃が広がり、治安悪化や政治的暴力への懸念が高まっている。
与野党双方からは「家族を巻き込む行為は断じて許されない」と非難の声が上がり、事件は社会全体に大きな波紋を投げかけている。