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マレーシアのサイフディン・ナスティオン内務大臣は、バングラデシュ人労働者に対する搾取や就労詐欺の防止に取り組む姿勢を改めて強調した。
5月15日、バングラデシュ国外雇用・海外移民省の顧問アシフ・ナズル氏との会談を通じて、両国の外国人労働者管理に関する政策および運用面での課題について協議を行い、マレーシア政府が掲げる移住コスト削減への取り組みも確認された。
サイフディン大臣は、アニワル・イブラヒム首相からの感謝の意を伝えるとともに、今後もバングラデシュ政府との連携強化を期待すると述べた。
一方、人材省も公式X(旧Twitter)を通じて、スティーブン・シム大臣がアシフ氏との会談で、特にバングラデシュ人労働者の福祉と労務管理に関する重要課題について意見交換を行ったと発表した。
両国は、安全で公正、かつ人権を尊重する雇用環境の実現に向け、戦略的協力関係を強化する重要性を再確認した。
また、シム大臣は、「マレーシア・マダニ」の理念に基づき、外国人労働者が社会保障、福祉、技能訓練へのアクセスを持つ倫理的な雇用先としての立場を堅持することを明言した。
マレーシア政府は今後も、労働者の権利保護と適正な就労環境の整備に向けて、バングラデシュとの協力を継続する方針である。