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タイ警察は、マレーシアとの国境を流れるゴロック川沿いの不法越境が行われている地点に有刺鉄線を設置する計画を明らかにした。国境地域の治安強化を目的とした措置の一環だ。
ナラティワート県警のプラヨン・コサカ少将は、この措置は国境管理を強化するための初期段階の取り組みだと説明。まず不法に利用されることの多い渡河地点に有刺鉄線を設置し、その後防護壁の建設や監視カメラ(CCTV)の設置など、さらなる対策を検討するとしている。
同氏は「この措置は国境管理を強化し、越境犯罪を抑制することが目的だ」と述べた。計画の実施にあたっては、周辺住民への影響を考慮し、地元住民の意見も聞いたうえで進める方針だという。
マレーシアとタイの国境地域では、川を小型ボートで渡るなどして行き来する非公式の越境ルートが多数存在し、麻薬密輸などの犯罪の温床となっていると指摘されている。最近も国境周辺で1万~50万錠のヤーバー(合成麻薬)が押収される事件が確認されており、多くはマレーシア向けだったとみられている。
当局は、国境地域の監視を強化するため、マレーシア側との協力も重要だと強調している。両国は今後も連携して、国境沿いの不法越境ルートの監視や犯罪対策を進める方針だ。