バティック・エア、スバン空港から初の国際線　7月28日よりバンコク線を就航

バティック・エアは2025年7月28日から、スバンのスルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港（SZB）発の初となる国際線として、バンコク・ドンムアン国際空港（DMK）への直行便を毎日運航する。
 

同日からは、サラワク州の州都クチンへの国内線（SZB–KCH）も新たに開設され、国内外への接続がさらに拡大する。

バティック・エアのチャンドランCEOは「バンコク線はスバン空港を都市型ハブとして発展させる第一歩。クランバレーの住民にとって便利な選択肢になる」と述べた。

スバン空港はクアラルンプールやペタリンジャヤなど市街地に近く、長距離移動なしでの出発・到着が可能。タイや東マレーシアからの観光客も首都圏の観光を楽しみやすくなる。

現在、同空港からはペナン、コタバル、コタキナバルへの便が運航されており、今回のバンコク・クチン線の追加で、バティック・エアの路線は合計5路線となる。

この取り組みにより、スバン空港はより便利で快適な“街中空港”として存在感を高めていく見込みだ。