ホームマレーシアニュースマレーシア、10月は重要日程続く 10日に2027年度予算案 
マレーシア、10月は重要日程続く 10日に2027年度予算案 

マレーシア、10月は重要日程続く 10日に2027年度予算案 

2026.10.05 政治・社会

F1やクアラルンプール・マラソンなど大型スポーツイベントで幕を開けたマレーシアの10月は、今週から政治・経済でも重要な日程が相次ぐ。10月5日には国会下院が開会し、10日にはアンワル・イブラヒム首相兼財務相が2027年度予算案を提出する予定だ。

2027年度予算案では、生活費の上昇への対応や所得の引き上げ、質の高い雇用の創出、経済成長の促進などが焦点となる。事前に公表された予算方針では、「MADANI経済」と第13次マレーシア計画(13MP)を軸に、生活費対策や所得向上、経済・行政の強化など10の重点分野が示されている。

一方、政治面ではマラッカ州選挙の動きが本格化する。州議会は9月23日に解散しており、選挙管理委員会(EC)は10月7日に特別会合を開く。会合では候補者指名日や投票日、使用する選挙人名簿など、州選挙の主要日程を決定する予定だ。

マラッカ州議会は全28議席。前回2021年の州選挙では、国民戦線(BN)が21議席を獲得して大勝した。今回の選挙を前に、各政党・連合の間では選挙協力をめぐる調整も進められている。

経済面では、リンギが世界的に不安定な環境の中でも比較的安定して推移しているほか、ジョホール・シンガポール経済特区(JS-SEZ)への投資も拡大。シンガポール企業による投資額はこれまでに55億シンガポールドルを超え、先端製造、データセンター、エネルギー技術、太陽光発電など幅広い分野に及んでいる。

10月最初の週末には、セパンで9年ぶりとなるF1世界選手権が開催されたほか、クアラルンプール・スタンダードチャータード・マラソンには国内外から3万人以上が参加。自転車ロードレース「ル・ツール・ド・ランカウイ」も4日に最終日を迎えた。

大型イベントが相次いだ週末に続き、今週は2027年度予算案とマラッカ州選挙の日程決定へと注目が移る。年末に向け、マレーシアの経済政策と政治の行方を左右する重要な1週間となりそうだ。

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