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元インターナショナルスクール職員のA・コマラ被告(33歳)が、14万リンギット超の学校資金を不正流用した詐欺および刑事的背任(CBT)の容疑で起訴され、6月12日、地元セッションズ裁判所で無罪を主張した。
起訴状によると、コマラ被告はダンワンギのパーシアラン・ストナーにある学校で、保護者対応担当兼個人アシスタントとして勤務していた2024年6月11日から28日の間に、総額142,354.10リンギの学校資金を私的に流用したとされる。
この背任容疑は刑法第408条に基づいており、有罪となれば1年以上14年以下の懲役、鞭打ち、及び罰金が科される。
さらにコマラ被告は、日本人保護者2名に対して偽の学費請求書を提示し、それぞれ94,509リンギおよび47,845.10リンギを夫が経営する企業の銀行口座に振り込ませたとして、詐欺罪(刑法第420条)でも起訴されている。
これらの詐欺行為は、同じ期間および同一の学校内で行われたとされ、詐欺罪が成立した場合には最長10年の懲役、鞭打ち、及び罰金が科される可能性がある。
検察側のノール・シャフィナ・ラズアン副検事は、全ての容疑に対して保証人1人による3万リンギの保釈金を求めた。一方、弁護人ケルヴィンダー・シン・シンドゥ弁護士は、被告が家族を扶養していることを理由に減額を要請した。
アズルル・ダルス判事は、保証人1人による3万リンギの保釈を認め、次回審理日を7月15日に設定した。