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マレーシア国防省は21日、サイバー空間における脅威への対応力を強化するため、「サイバー部隊」を新たな軍種として創設する方針を明らかにした。実現すれば、陸軍、海軍、空軍に次ぐ第4の軍種となる。
モハメド・カレド・ノルディン国防相は、サイバー攻撃が国家安全保障上の重大な脅威となる中、従来の軍事力だけでは対応が困難になっていると指摘。政府はサイバー防衛能力を抜本的に強化する必要があるとの認識を示した。
新設されるサイバー軍は、政府機関や軍事施設など重要インフラへのサイバー攻撃の監視・防御を担うほか、サイバー空間での作戦遂行能力の向上も目指す。人工知能(AI)などの先端技術も活用し、情報収集や脅威分析の高度化を進める方針だ。
国防省は現在、組織体制や人材育成、装備・技術面の整備を進めており、関係機関との連携強化も図る。詳細な創設時期は明らかにしていないが、サイバー分野の専門人材の確保・育成が重要な課題になるとしている。
近年、世界各国では国家を標的としたサイバー攻撃が増加しており、サイバー防衛能力の強化は安全保障政策の重要課題となっている。マレーシア政府も、サイバー軍の創設を通じて防衛体制の近代化を進め、複雑化する安全保障環境への対応力を高める考えだ。