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デング熱の感染拡大を受け、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)と武田薬品工業が連携し、東南アジア全域での予防と対策を進める新たな取り組み「United Against Dengue(UAD)」を開始した。
マレーシアの団体「Dengue Prevention Advocacy Malaysia」も協力している。
マレーシアでは今年すでに14,310人が感染し、16人が死亡。
UADはこの状況に対応するため、3つの柱を中心に活動する。
1. 教育:地域社会へのデング熱の啓発や、ボランティアの訓練、衛生管理の推進。
2. 提言:デング熱対策を国の保健政策に組み込み、政府や医療団体と協力して持続可能な仕組みを整備。
3. 支援:感染者や影響を受けた地域への直接支援と、早期対応体制の整備。
WHOの専門家は「2030年までに予防可能な死亡ゼロを目指す上で、地域と連携したこの取り組みは重要」と表明。
関係者は、多分野の協力が今後も不可欠だと述べている。