関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]
マレーシア道路交通局(JPJ)は5月21日、偽造防止機能を強化した新デザインの運転免許証(LMM)カードを発表し、全国で段階的に発行を開始した。
JPJのアイディ・ファドリー長官によると、新カードは改ざん防止や長期間の使用(最大10年)に耐える設計となっており、現在は国外渡航予定のマレーシア国民および外国人のみを対象にカードの印刷が行われている。
新デザインには、表面にスルタン・アブドゥル・サマド・ビルと波のモチーフ、裏面にイスタナ・ネガラと花の抽象模様が施されている。
通常の免許更新ではデジタル版の免許証がMyJPJアプリで提供されるが、国外でデジタル免許が認められていない国も多いため、国外渡航者にはカードの発行が推奨されている。
デジタル免許を認めている国は現在、シンガポールのみとされる。
JPJは今後も、信頼性と効率性の高い運転免許制度の確立を目指すとしている。