今年中にドローン規制を強化へ＝民間航空局

民間航空局（CAAM）は、無人航空機システム（UAS、いわゆるドローン）の運用に関する新たな規制を導入し、2025年第4四半期から施行する予定である。

CAAMのノラズマン・マフムド最高経営責任者（CEO）によると、新たな規制はドローンの登録、申請、監視を強化することを目的としており、業界全体の効率と安全性の向上に寄与する。
特に、UAS交通管理システム（UAS-TMS）の導入により、運用の透明性を高め、業界の発展を支援するという。

この新たな枠組みは、現行の「2016年民間航空規則（CAR）」に代わるものであり、CAAMと業界関係者の協力のもと、安全性と技術革新の両立を図る内容となる。
CAAMは3月3日の声明で、「更新されたUAS規制は、高い安全基準を維持し、違法行為を防止するために重要である」と強調した。
 

また、ノラズマンCEOは、「警察やマレーシア通信・マルチメディア委員会（MCMC）などの当局と連携し、ドローンの登録および申請プロセスの合理化を進めている」と述べた。