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マレーシアのスティーブン・シム人的資源相は、駐在員の就労許可申請の承認期間が従来の数カ月から最短20営業日に短縮されると発表した。
新たに導入された「Xpats Gateway」は、労働局の統合外国人労働者管理システム(ePPAx)、求人プラットフォーム「MYFutureJobs」、入国管理局のエクスパットサービス部門の手続きを統合するもので、従来分散していた各機関への書類提出や複数のポータルへの入力が不要になる。
これにより企業の事務コストは最大70%削減される見通しだ。
シム氏は、導入初週で既に100社が申請し、そのうち1社はわずか7日で承認を得たと明かした。
また、タレント・コープ・マレーシア(*TalentCorp)がシステム開発を担い、国内でデータを管理する体制を整えたことも評価した。
この仕組みによって、人材活用のスピードと透明性が高まり、投資家の信頼を一層強化する効果が見込まれる。
*TalentCorp(Talent Corporation Malaysia)は、2011年に設立されたマレーシア労働資源省傘下の政府機関で、国家の人材戦略を担う中心的存在です。マレーシアをグローバルな人材のハブとするため、国内・国外の優秀な人材の誘致、育成、定着を支援します。