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日本の動物園のマレーシア象、帰還巡り協議開始へ

日本の動物園のマレーシア象、帰還巡り協議開始へ

2026.05.05 政治・社会

マレーシア・パハン州のワン・ロスディ州首相は4日、日本の天王寺動物園で飼育されているマレーシア産ゾウ3頭の処遇を巡り、タイピン動物園(Zoo Taiping & Night Safari)と近く協議を行う方針を明らかにした。

対象となっているのは「ダラ」「アモイ」「ケラット」の3頭で、現在日本で飼育されているが、近年、その福祉や生存環境を懸念する声が国内で高まっている。州首相は「四季のある環境で象に何か起きるのではないかと懸念している」と述べ、帰還に向けた最善策を検討する考えを示した。

会談では、象の現状に関する詳細な説明を受けるとともに、マレーシアへの返還の可能性について具体的な対応策を協議する見通し。州政府は世論の支持も重要とし、「国民の声が意思決定に影響を与える」と強調している。

また、州首相はこれまでにも、3頭を自然環境に近いパハン州テンロのクアラガンダ国立ゾウ保護センターへ移すことが望ましいとの立場を示してきた。

この問題を巡っては、天然資源・環境持続相も、現行の合意が動物福祉や保全の観点に合致しない場合、象を帰国させるべきだとの見解を示しており、政府内でも対応が議論されている。

ペラ州政府も関係者との会議を予定しており、マレーシアと日本双方を巻き込んだ協議の行方が注目されている。


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