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ペラ州チクス・スンガイランパム間の道路(KM15)で発生した正面衝突事故により、連邦予備部隊(FRU)の隊員9人が死亡した。
うち8人は現場で、1人はテルク・インタン病院の集中治療室で命を落とした。
事故は砂を積んだトラックがFRU車両に正面衝突したことで発生し、現場と病院の霊安室周辺には深い悲しみに包まれた遺族が集まった。
亡くなった隊員の一人、34歳のヌリット伍長の父親で元警察官のパンダク・ロンパンさん(71)は、わずか5カ月前に孫を亡くしたばかりだった。
ヌリット伍長は15年間FRUに所属しており、最近はイポーのスンガイセナムに勤務していた。
家族には、問題を起こすことのない穏やかな性格だったと語られている。
同様に、38歳のアミルディン伍長の妻であるノラジアンさんも突然の知らせに涙をこらえきれなかった。
3人の子どもを育てるノラジアンさんは、事故当日の朝にSNSグループで情報を知り、夫に何度も連絡したが応答はなかったという。
また、事故で亡くなったペルマル曹長(44)は、当日家族とともにテルク・インタンで行われるヒンドゥー教の祭り「チトラ・パウルナミ」へのドライブを予定していた。
彼には5歳と7歳の娘がいる。
41歳のポズリ伍長も事故で命を落とし、5歳から13歳の3人の娘を遺している。
義父のアハマド・サアトさん(75)は、「言葉が出ない。これも運命だ」と語った。
今回の事故は、任務中の警察官たちの命を奪った大きな悲劇であり、残された家族に深い悲しみをもたらしている。