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マレーシア王・スルタン・イブラヒム陛下が国民への金銭支援を発表する様子を装った偽の動画がSNS上で拡散されている件について、警察は強く警告を発した。
ブキアマン商業犯罪捜査部(CCID)のルスディ・モハド・イサ部長によると、問題の動画はTikTokアカウントに投稿されたもので、32秒間の映像には国王が経済的に困窮する人々に対し、「ダトゥク・ズルカーナイン」という人物への連絡を促す内容が含まれていたという。
警察はこの映像が人工知能(AI)技術を使って加工された偽造映像であると断定しており、刑法第419条(詐称)および1998年通信・マルチメディア法第233条(通信設備の不正使用)に基づき捜査を進めている。
ルスディ部長は「王室に関連する誤情報に騙されず、疑わしい動画を共有したり、それに従った行動を取ったりしないよう、国民に強く呼びかける」と述べた。
また、SNSユーザーに対して、国家指導者や金銭支援に関する情報の真偽確認を徹底するよう要請した。