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マレーシアから日本の動物園に移送されたゾウ3頭をめぐり、動物保護団体が移送に関連する政府文書などの開示を求め、裁判所に申し立てを行った。
問題となっているのは、「ダラ」「アモイ」「クラット」と呼ばれるゾウ3頭。ペラ州のタイピン動物園から大阪市の天王寺動物園へ、保全・研究プログラムの一環として移送された。
動物保護団体「Hak Asasi Hidupan Liar Malaysia」は、ゾウの移送を法的に争うことを検討しており、その準備に必要として、天然資源・環境持続可能性省や野生生物・国立公園局などが保有する関連文書の開示を求めている。
この移送をめぐっては、マレーシア汚職防止委員会(MACC)も6月に調査を開始している。動物保護団体側から、移送に関連した一部の支払いが政府に渡っていない可能性があるなどの申し立てがあり、MACCは贈収賄や資金流用、職権乱用などの可能性について調べている。
ただし、これらは団体側の申し立てを受けて調査や法的手続きが進められている段階で、不正が認定されたものではない。MACCも捜査への影響を避けるため、憶測を控えるよう呼びかけている。
日本の動物園へのゾウ移送をめぐり、今後、裁判所が資料開示についてどのような判断を示すかが注目される。