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マレーシアの巡礼基金機関であるタブン・ハジ(TH)は、2025年のハッジ*(大巡礼)に向けてサウジアラビアに到着する最初の巡礼団を迎える準備が整ったと発表した。
THのメディナ運営責任者兼在メディナ・マレーシア副領事であるアファンディ・アブドゥラ氏は、本日マレーシア巡礼者の第1陣がメディナに到着すると明らかにし、巡礼者を「神の賓客」として盛大に歓迎する計画を語った。
2025年のハッジには、マレーシアから31,600人以上の巡礼者が参加予定であり、彼らは4月29日から6月1日の間に順次サウジアラビアに入国する見込みとなっている。
第1陣の巡礼者たちはメディナに6日間滞在し、歴史的な聖地巡りを行うとともに、ハッジに関する講習や注意点の説明を受ける。
その後、7日目にメッカへと移動する予定である。
THは巡礼期間中、財務、医療、カウンセリング、顧客対応などの各分野で担当職員を各所に配置し、万全の支援体制を整えている。
また、ロハ・アル・メディナにあるTH本部には健康クリニックも設置され、巡礼者の到着を円滑にサポートする体制が整えられている。
アファンディ氏によれば、TH職員の半数以上は豊富な経験を持っており、今年の巡礼者受け入れにも高い準備力で臨んでいると述べた。
今年のマレーシア巡礼者は、主にイーマール・ロイヤル・ホテル・メディナ、アンワール・アル・メディナ・モーベンピック、サジャ・アル・メディナに宿泊する。
例年通り、巡礼者の大半は女性で、参加資格は18歳以上となっている。
*ハッジ(大巡礼)とは、イスラム教の五行のひとつで、ムスリムが一生に一度行うべきメッカへの巡礼です。
参加者は神殿を巡るなどの儀式を通じて、神への奉仕と自己の清めを行います。
ハッジは、信者が経済的・健康的に参加できる場合に義務とされ、ムスリム同士の団結や心の浄化を目的としています。