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保護者の間でインターナショナルスクール人気が急上昇

保護者の間でインターナショナルスクール人気が急上昇

2025.11.25 政治・社会

マレーシアでは、子どもの進学先としてインターナショナルスクールを選ぶ保護者が年々増えており、昨年だけでも在籍するマレーシア人学生が 約5万7,000人から約6万8,000人へと大幅に増加したことが明らかになった。

専門家は、この増加傾向は今後も続くとみており、その背景には、私立校の充実した施設、小規模クラス、生徒の興味や進路に合わせやすい柔軟なカリキュラムなど、国立校にはない魅力が挙げられると指摘している。

一方で、こうした流れが強まることで、国立校と私立校の教育環境格差が拡大する可能性があるとの懸念も出ている。2027年に予定されている学校カリキュラム改革が順調に進まなければ、保護者が私立志向へさらに傾く可能性が高まると見られている。

国立校教員組合は、国立校の競争力回復に向け、設備投資の強化、英語教育の充実、教員の専門性向上が急務だと訴えている。

マレーシアの教育環境は、保護者の価値観の変化とともに大きな転換点を迎えている。

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