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イランからのマレーシア人退避者24人が無事帰国、KLIAに到着

イランからのマレーシア人退避者24人が無事帰国、KLIAに到着

2025.06.23 政治・社会

政府主導で行われたイランからの退避作戦により、マレーシア人17人を含む24人が無事にマレーシアへ帰国し、6月22日午後11時3分、クアラルンプール国際空港(KLIA)に到着した。

帰国者にはマレーシア国民のイラン人家族6人とシンガポール人1人も含まれ、空港では再会を喜ぶ家族の姿が見られた。
 

一行を率いたイラン駐在マレーシア大使カイリ・オマル氏は、外務省のアフマド・ロズィアン次官(外交担当)により出迎えられた。

外務省(ウィスマ・プトラ)の発表によれば、今回の退避はテヘランからトルクメニスタン国境までの1,120kmの陸路移動を経て行われたもので、翌日にトルクメニスタン航空でバンコクを経由し帰国した。

作戦はテヘランの大使館を中心に、アシガバート(トルクメニスタン)およびバンコクのマレーシア大使館の協力を得て実施された。


同省は、円滑な帰国に向けたイラン、トルクメニスタン、タイの政府の支援に深い感謝を表明。
また、マレーシアは同作戦中にシンガポール人1人を支援し、ブルネイ国民の帰国も別途サポートしていたという。


6月22日には、モハマド・ハサン外相がイラン駐在マレーシア大使館の一時閉鎖と現地職員の即時帰国を命令。
これは中東情勢の悪化、特にイスラエルによるイラン核施設などへの空爆を受けた対応であり、多くの外国公館が同様の措置を取っている。


現在、イスラエルとイランの衝突は2週目に突入し、米国もイランの核施設への攻撃を発表。緊張は一層高まっている。

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