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マレーシア陸運局(JPJ)は6月1日から実施している全国的な高級車一斉取り締まり「Ops Luxury」において、マレーシアの著名人に関連するポルシェを含む101台の高級車を押収したと発表した。
JPJのアエディ・ファドリー・ラムリ長官によると、今回押収された車両にはフェラーリ、ロールス・ロイス、ベントレー、BMW 530e、メルセデス・ベンツ、トヨタアルファード、ロータスエリーゼSなどが含まれている。
これらの車は、1987年道路交通法(Act 333)および関連規則に違反していた。
主な違反内容には、自動車税や保険の未加入、有効な運転免許証の不所持、偽造ナンバープレートの使用、シャーシ番号の不一致、偽の仮ナンバープレートの使用などがあった。
押収されたすべての車両は、現在JPJの保管施設に移送され、さらなる調査が行われている。
アエディ長官は、「高級車の所有は法を無視してよいという免罪符にはならない。すべての車両と運転者は、車種や社会的地位に関係なく法律を守る義務がある」と述べ、今後も法令違反に対して厳正な対応を続ける方針を示した。
また、違反の通報を促すため、JPJは一般市民に対し、MyJPJアプリのe-Aduan機能やメールを通じて、詳細情報を添えて違反を報告するよう呼びかけている。
「Ops Luxuryは今後も定期的に実施し、合法で安全かつ正規に登録された車両のみが公道を走行できるようにしていく。これは道路利用者の安全と国家の交通制度の信頼性を守るために極めて重要だ」とアエディ長官は強調した。